豪腕拾先

第弐回 豪腕拾先 開催にあたって

先日公式ツイッターよりアナウンスをさせて頂きました通り、第弐回の豪腕拾先はファイター固定ルール、ミサンゴ対バイト&バークに決定しました。そして今回オファーを受けて下さったのはピカのチュウ選手(@thisway_forward)と、うえやん選手(@ueyan1009)です。

Character

ARMSの最新バージョン(ver.5.3.0現在)では、プレイヤーが使用できるファイターが15体存在します。それぞれ個性が立ち、どれもが格好良さと愛嬌を併せ持つ魅力的なファイターです。 単に使用キャラと割り切れず、愛情とも言えるくらい強い思い入れを持つプレイヤーも少なく無いでしょう。

今回対戦カードに設定したミサンゴとバイト&バークもまた、多くの人を惹きつける人気の高いファイターです。

しかし残念なことに、これまで大会など大きな舞台でこのキャラクター達の試合を見る機会はあまりありませんでした。僕自身、この両キャラの直接対決を見てみたいという思いがあり、今回の対戦カードを選びました。


ピカのチュウさんは初期からARMSをプレイされている方で、僕もこれまでランクマッチで数多く対戦をさせていただいています。独自ARM構成の開発とコンボラッシュへのこだわりを強く感じる、戦っていて楽しいプレイヤーの1人です。大会など人前に出る機会はこれまで多くありませんでしたが、僕としてはより多くの人に知って欲しいプレイヤーであり、今回出場を依頼しました。トリッキーなピカのチュウさんの立ち回りは大いに試合を盛り上げてくれると期待しています。


うえやんさんとは直接お話しさせていただいたのは春拳(Spring Fist)の頃になります。まだこの企画が具体的になる前の事です。Twitterでの癖のある発言(失礼)とは少しイメージが異なる、バイト&バークへのまっすぐで強い想いが印象的でした。「自身とバイト・バーク、三位一体で戦っているつもりだ」と言うコメントの通り、ロボット犬バークを大切に扱う立ち回りは、視聴者にバイト&バークの新しい魅力を気づかせてくれると思います。

 

10本先取の試合形式では、まぐれが影響する要素は少なくなり、選手間の実力差が結果に反映されやすくなります。選手は試合結果について望まずとも深く記憶に残ることになるのでは無いでしょうか。また、観戦者を集めて行う企画ですので、勝敗だけでなく試合の内容についても様々な評価を受けることになります。

万全な準備をしても、どのような結果が待つか誰もわかりません。のしかかる重圧は相当なものでしょう。勝者にも大会のような豪華なベルトやトロフィーもありません。損得勘定にもならない大きすぎるリスクを承知でオファーを受けてくれた両選手の勇気に私は最大の敬意と感謝を伝えたいと思います。

また、まだわずか2回の開催実績ではありますが、豪腕を視聴していただき、今回の試合も楽しみにして下さっている皆さまにも感謝を申し上げます。

わがままを一つ言わせていただければ、戦いに熱狂しつつも、勇気ある両選手に惜しみ無く激励と応援のメッセージを贈っていただければ幸いです。皆さんの声援を背に戦えることが出場選手の一番のモチベーションになると思います。

戦いに相応しい舞台が用意できるようTEAM豪腕スタッフ一同準備を進めております。

どうぞよろしくお願い致します。