インタビュー豪腕拾先

第四回 豪腕拾先 ぎゅうたん選手 インタビュー紹介

 

第四回 豪腕拾先 に出場されたぎゅうたん選手(@Gyutangue)のインタビューをご紹介します。

 

1.カンスト経験(ランク帯)を教えてください(verごと)。

Ver.1:ランク14、Ver.2:ランク20(カンスト)、Ver.3:ランク20(未カンスト)、Ver.4:ランク20(未カンスト)、Ver.5:ランク20(カンスト)

 

 

2.コントローラーの操作方法、キーコンフィグを教えてください。

Ver.1初期から今に至るまでずっとJoyConグリップでプレイしています。キーコンフィグはAボタンを右ではなく左パンチ、Bボタンをジャンプに設定しています。前者は連打ラッシュ系アームを左に持つことが多く連打しやすくする為、後者は主に腕出しジャンプしやすくする為です。(通常ジャンプは普通にXボタン)

 

 

3.ARMSを始めたきっかけを教えてください。

昔からどのゲームもある程度までは上手くプレイできる人であると自負していたのですが、逆に言うと器用貧乏であり、突出して上手いゲームがありませんでした。

そんな学生の頃から「何かひとつ、ゲーム大会で優勝してみたい」と漠然とした野望を持つものの、
既存の格ゲーやパズルゲーは既に強者が出揃っていて、今から練習してもトップに追いつくには相当時間がかかるだろうし…と悩んでいました。

そんなときにARMS発売の情報を聞き、「これだけ革新的な格ゲーならみんな経験もなく同じスタートラインだからトップを狙いやすいのでは?」と考え昨年の闘会議での体験会を通じて購入を決心しました。まとめると「優勝したいから」ですね。

 

 

4.あなたが現在のファイターを使うようになったきっかけを教えてください。

体験会前から公開されていたキャラの中ではスプリングマンがビジュアル的に一番好きで、去年の闘会議の体験会も彼でプレイしました。
発売後からプレイアブルであったキッドコブラも見た目けっこう好きではあったんですが、
操作してみて「なんか違うわ」と思いそこからはずっとスプリングマン一筋でプレイしてます。
ちなみに去年の闘会議が2月11日~なので、彼とARMSし始めて9月22日で588日目になるそうです。たぶんこれが一番長いと思います。

 

 

5.そのファイターの好きなところを教えてください。

見た目でいえば背中のシルエットや健康的なハーフパンツ等、ザ・スポーツウェア!って感じのユニフォームがカッコいいなと思います。

ただ、スプリングマンが本当に魅力的なのはある種の三枚目感や、泥臭さ、必死さにあるんじゃないかなーとか思ってます。

なんといっても「パッケージ絵で女性に思いっきり顔面ぶん殴られてる格闘ゲームの主人公」というのは今まで見たこともなく衝撃的でした。

こういうちょっとダサいともとれる主人公像は、ある意味任天堂さんにしか作れない唯一無二のキャラクターだなあと感動した記憶があります。

また、公式絵でニンジャラがスタイリッシュにサポーターを助けている一方、スプリングマンは必死な表情で轢かれそうなサポーターを掴み引き寄せて助ける、という対照的な2枚から、「泥臭くもまっすぐな正義感を持っているスプリングマン」という位置づけを感じ取りました。

不屈の精神にもそれが表れていて、本当にカッコいいし、自分もこうありたいなあとか憧れています。

めっちゃ語るやん自分

 

 

6.その構成に行き着いた経緯を教えてください。

去年9月辺りまではグローブ+ポップスターで軽量アーム隠し戦法メインで戦っていました。

それがランク昇格につれてあまり通用しなくなってきた頃、ふとダッシュボードを見て「スプリングマンで載ってる人みんなグローブばかり使ってるな~」と思い、グローブなしでもスプリングマンで勝てるとこ魅せたい!と思うようになり、今年1月くらいまでメガボルト(ヘビィハンマー)+ポップスターのという風コンボ主軸の組み合わせを研究しながら使ってきました。

今では本当にスプリングマンと相性の良いアームや、各キャラ各アームに対するメタアームはどれだろう?と常に試行錯誤しながら、現時点ではトリプルボムやトライデントを主軸とした3枠構成をいくつか用意し、相手に合わせて切り替えながら使っています。

 

 

7.試合中に最も意識していることを教えてください。

とにもかくにも慎重に相手の動きを見つめ、冷静な対処を心がけています。

ショックウェーブという、パンチも投げも弾くことのできる強い手段を生かして、相手のミスを誘いながら反撃の機会をうかがいながら、常に「相手の予想しない方向、予想しないタイミング」でパンチを出すことを念頭に置いています。

また、相手が両腕に異なるアームを持っていた場合、「最優先で回避すべきアーム」と「相殺で処理しきれるアーム」とにまず頭で分けることで、より頭の中で相手の立ち回りに意識を割くことができるようにしています。

 

 

8.ライバル視している同じファイターを使用するプレイヤーがいたら教えてください。

パルムさんは自分と同じように「グローブにあまり頼らないスプリングマンのあり方」を模索し続けてきたプレイヤーと個人的に考え尊敬しています。

また、Resolveさんはライバルというよりも、今の自分の立ち回りに大きく影響を与えたプレイヤーであり、憧れの存在です。

といっても自分にとってスプリングマンミラーで負けた瞬間がARMSやってていちばん悔しいので、
一回でも負けたスプリングマンプレイヤーは死ぬまで一生覚えてると思います。

 

 

9.今回の対戦相手の印象を教えてください。

ベンケー氏はステージギミックという他プレイヤーが本来敬遠しがちな要素を早期から研究していて、
それを活用した立ち回りで魅せる、とても特殊でそれでいて非常に強いプレイヤーです。
…が、最後に勝つのはジャスティスです。そんな汚い忍者が正義のスプリングマンに勝てるわけありません。

ちょうどいい機会なので、ここで自分が彼をぶっ潰し、ベンケー氏が「ただのタケシになんか似てるひと」に過ぎないことを証明しましょう。

 

 

10.ARMSの魅力は何だと思いますか?。

今までにないスタイルの格闘ゲームだからこそ、既存の格ゲー経験者だけでなく幅広い年齢層の方たちが活躍できる点、
そしてそこから生まれたヌクモリティのあるコミュニティだと思います。
また、同じファイターでもアーム構成で格ゲーの中では各プレイヤーに分かりやすい個性が比較的出やすい点も魅力ですね。

 

 

11.今後の目標を教えてください。

もちろん「スプリングマンと公式大会で優勝すること」です。少なくとも公式大会の発表がなくなるまでは目標を変えることはありません。

最近は魅力的なタイトルが別にたくさん出ていることもあり、ARMSにアクティブなプレイヤー数が減少傾向にあるからこそ、さらにARMSの楽しさを探し、継続していくことで必ず力になると信じて今までやってきましたし、これからもそうしていくつもりです。

 

 

12.ご自身が一番印象に残っている試合を教えてください。

動画には残ってないのが恐縮なのですが、KSB2018でのルーザーズでのまおうさん戦です。フルセットフルラウンドまでもつれ込み、最終ラウンドで序盤体力有利をとってたことで気が緩み、その後逆転負けしたことが今まで以上に悔しい負け方したからですね。油断大敵。

動画に残っている範囲であれば闘拳乱舞チーム戦におけるビドンさん戦ですね。2R連続でドローなんてオンオフ問わず大会で初めてなんじゃないかな…あのときは流石に笑いました。

 

 

13.ARMSプレイヤーとして意識していることはありますか?

目標の欄でも言いましたが、とにかく一日に少しでもプレイすることです。ランクマッチでも闘技場でもCPUに対してトレーニングでもいい。
そこで些細なことでも何か発見があったら自作のARMSノートに書き留めています。
そうやって一日一日成長を感じることを絶やさないようにしています。

 

 

 

ぎゅうたん選手、アンケートへのご回答、ありがとうございました!